バッケルト社の“泡”クレマンにも一部使われていますが単体では珍しいオセロワ種１００％の辛口白です。アルザスで代表的なブドウと言えばリースリング、ゲヴェルツトラミネル、ピノ　グリ、ミュスカ　ダルザスの４品種で、少し幅を広げてシルヴァネル、ピノ　ブラン、ピノ　ノワールあたりが加わると言えますが、このオセロワの名前は見当たりません。収穫量は多くはありませんが、この地区の気候にあった葡萄品種で、なかなかの味わいです。酸度が低く、ある程度の重みがって和食全般によくあう辛口の白と言えます。”見つけにくい白”というイメージからでしょうか、ラベルには可愛いキャラクターがワインのグラスを持っているイラストが目立たないように小さく描かれていますので是非見つけてあげて下さい。畑は日当たりのよい南南東の斜面、粘土質石灰（ムッシェルカルクＭｕｓｃｈｅｌｋａｌｋと呼ばれる貝殻の化石を多く含む石灰）土壌です。